たかが風船 たかが風船。。。なのですが。
直径110センチの風船になると、膨らませるのに二人がかりで約一時間かかります。今日もいつものように巨大風船を二人で膨らませ、ほぼ完成まじかとなった時、いきなり風船が破裂しました。。。。
↑↑ 上の写真は巨大風船が破裂した後、放心状態(多分)のままふたつめの風船を膨らませている職員(額に汗が光っています ニコツ)です。さすがに110センチの巨大風船をもう一度膨らませるのは断念したようです。
さて。寒い時期、身体は自然に身を縮めて寒さを防ごうとします。ホームでは、普段の生活の中で無理なく関節を柔らかく伸ばし可動域を広げるためのはたらきかけを工夫しています。そこで登場するのが風船なのです。ふわりふわりとしたゆっくりした動き、当たっても痛くなく自分の近くにやってくると、ついつい手をのばしてしまいそうになる存在 「今日は見てるだけにするわ~」とおっしゃっていた入居者様も、いざ自分の近くに風船がやってくるとつい手を伸ばし、いつのまにか自然に参加しておられたりします。職員によると ラリーが続いて皆様の気分が盛り上がってくると、上半身だけでなく見事な足芸、足さばきも加わって全身運動ゲームに進化していくこともあるそうです。 天気のどんよりした冬場は自身の気持ちまで沈みがちになることもありますが、レクリエーションに参加したり見学したりすることで 単調になりがちな生活に楽しみをみつけていただけたらうれしく思います。